理事長挨拶
特定非営利活動法人ITC近畿会
理事長 垣見 多容 |
引き続き出口が見通せない新型コロナの禍中にあっても、会員やその顧客のビジネス展開に、「今こそ役立つ様々な支援」を研究・実施していくことを2021年度の方針として掲げました。
現下の状況にあっても、ビジネスの業績面から見ると、業種・業態によって模様はまだらとなっています。休業や自粛を余儀なくされている業種もあれば、ステイホームによる在宅需要や内食需要によって、活況を呈している業種もあります。 共通して云えることは、厳しい状況に置かれていても、好況に沸いていても、新型コロナウィルスの感染拡大による社会への影響が色濃く残る中であっても、考えるべきは、それぞれの企業のビジネスのあり方や事業構造を、今こそ見直すべきタイミングであるということです。 その最大の切り口がデジタルシフトであり、事業そのもののデジタルトランスフォーメーションであることは間違いありません。 今後の情勢が、アフターコロナになるのか、ウィズコロナになるのかはまだなんともいえない状況ですが、そういった状況下であればこそ、既存のビジネスモデルや事業の構造、業務のあり方をデジタルによって転換し、改善し、新たな局面に立ち向かう必要があると考えます。 その時こそ、ITの専門家であり、経営者に寄り添うことのできるITコーディネータが、顧客企業に対して最大限の貢献ができる時だと考えます。ITC近畿会は、そうした中で、会員のみなさんや、その先にいらっしゃる会員の顧客のみなさんのお役に立てる様々な支援の方法やノウハウを研究し・実施していくときだと考えます。 そのために、会員相互に知恵やアイデアを出し合える場の創造や、ビジネス機会の獲得を、会として支援していく必要があると考えます。理事や理事会が勝手にサポとしてくれるわけではありません。みなさんとともに、会が一丸となって相互に知恵やアイデアを出し合うことで、ITコーディネータの力を最大限に発揮できる創造の場や機会を獲得するための支援を模索していきたいと考える次第です。 ITC近畿会に、これまで以上にご指導とご協力を賜りますようお願いを申し上げます。 |
ITC近畿会の概要
沿革と活動内容
ITC近畿会は、2002年、近畿地区在住のITコーディネータのコミュニティ組織(任意団体)として設立され、2010年4月、特定非営利活動法人に移行しました。
経営とITにかかわる様々な課題を専門的に研究、実践することを通じて、近畿地区の中小・中堅企業、団体などの情報化、デジタル化の推進、ITコーディネータの社会的地位の確立をめざしています。また、IT経営ノウハウが集約されることで、近畿地区に限らず、各地域での経済活動の活性化及びデジタル化による社会の発展に寄与することも目的としています。 近畿2府4県(大阪府、京都府、滋賀県、奈良県、兵庫県、和歌山県)と福井県を活動エリアとしています。 |
ページトップのイメージキャラクターについて
ギリシャ神話において、フクロウは女神アテーナーの象徴であるとされる。知恵の女神アテーナーの象徴であることから転じて知恵の象徴とされることから、ITやIT経営について幅広い知識や経験を持つITコーディネータを象徴するシンボルとして使用しています。
ギリシャ神話において、フクロウは女神アテーナーの象徴であるとされる。知恵の女神アテーナーの象徴であることから転じて知恵の象徴とされることから、ITやIT経営について幅広い知識や経験を持つITコーディネータを象徴するシンボルとして使用しています。