特定非営利活動法人 ITC近畿会

ITコーディネータの有効活用

ITコーディネータの有効活用
 

 

IT導入プロセスとITコーディネータ
こんな時はITコーディネータにご相談を
具体的にはこんな時に・・
ITコーディネータへの相談費用は?


IT導入プロセス と ITコーディネータ

 21世紀に求められている企業経営は、情報革新がもたらしたグローバル社会において、真の競争力を発揮できる経営であり、それを支えるのはIT活用であることは疑いの余地がありません。
 すなわち、これからの企業経営は、旧態依然の伝統的な経営ではなく「ITと融合した経営」なのです。
 この現実は大企業のみならず、中小零細企業の経営者にも充分に認識されているものと思います。
 しかし、ITを導入する段階では、経営者がITの領域が良く分からないということもあり、一切をシステム部門や外部のITベンダーに任せてしまうことが多いようです。
 このことが、経営戦略との乖離を生じさせ、「ITと融合した経営」が達成できない原因となっています。
 導入後に不満を抱える企業の方が多い現状も、こうした背景があるからです。
 

ITの導入プ??セス 右図の「IT導入プロセス」に示すように、IT導入は経営方針や経営目標の実現の手段であることを認識し、常に経営方針・目標との整合性に注意しておく必要があります。そのためには、IT導入のプロセスは常に経営者の視点でマネージメントされ、モニタリングされていなければなりません。

 この時に求められるのが、経営に関する知識ITに関する両者の知識であり、すなわち、ITコーディネータが持つ知識なのです。
 つまり、企業として何か行動を起こしたいと思った時点から、そして、経営戦略の策定からIT導入・運用までの企業活動のあらゆる局面でITコーディネータを活用できるということなのです。

 

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こんな時はITコーディネータにご相談を

●ユーザーの立場に立った信頼できる相談相手が欲しい時
●ITを活用してコスト削減を行いたいが、『IT投資ありき』ではなく、ユーザーの立場に立った提案が欲しい。
●パッケージの提案があるが、将来を考えこれがベストなのかを社内で判断できない。
●見積書が出てきたが、適正な価格なのか相談する相手がいない。
●システム提案に終始し、本当にやりたいことに対する的確な提案がほとんどない。
●経営改革につながるIT投資なのかを筋道を立てて説明してもらえない。
●経営に役立つIT化を経営者の分かる言葉で話せる人が欲しい時
●ITに詳しいプロフェッショナルは数多くいるが、経営者に分かる言葉で本当に経営に役立つIT化について説明し、指導してくれるプロフェッショナルがいない。
●経営とITが分かるプロフェッショナルを必要な時に必要なだけ使いたい時
●社内に人材育成を行う余裕がない。 あるいは、まだ人材を育成できていない。

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具体的にはこんな時に・・

・例えば「経営革新を図りたいのだが・・・」

 情報技術の急速な進歩を背景として、企業経営を取り巻く環境は劇的に変化しています。そんな今日、ITに目を向けない経営改革があるでしょうか?
 経営改革の基盤として、経営方針が示され、経営方針の具現化に向けて経営戦略が立てられます。そして、経営戦略の実現においては情報化戦略が不可欠であり、少なくとも、この時点から経営と情報処理技術に精通した専門家の存在が必要とされます。
 ITコーディネータが最も能力を発揮する場であり、ぜひ、ITコーディネータに相談に乗っていただくことをお勧めします。
 
・例えば「ITを活用して業務の効率化を図りたいのですが、ITに精通した人材がいなくて・・・

 業務改革は、経営方針に基いた経営戦略の重要な要素です。
 しかし、目先のIT活用に走ってしまう可能性があり、経営方針や経営目標との乖離が生じる始める時でもあります。
 中小企業で良く見かけるのが、名のあるITツールを提供する業者(ITベンダー)に声をかけて、後は良く分からないままに、ベンダーが提案されるITツールを導入してしまうというケースです。導入後に期待する効果を得られていないと感じるのは、先に示した「IT導入プロセス」中の「戦略情報化企画」、「情報化資源調達」のプロセスの重要性がまだあまり認識されていないからだと思います。

 経営方針との整合性ある情報化へのロードマップを明確にし、企業のおかれた状況と企業資源(人・物・金・情報)に配慮したそれぞれの企業に相応しい新業務プロセスを作成することが必要です。
 その上で、各企業に適したITツールを選択する必要があります。
 ベンダーの活用はそれ以降の話しなのです。
 「後悔先に立たず」、こんな時には迷わず、ITコーディネータに相談してみましょう。
 
・例えば「コンピュータに精通した者からIT化の提案を受けたのが、果たして彼等に任せていいものか・・

  ITに詳しい社員から、EPR、CRM、SCMなどの目新しいITツールがもたらす効果を述べられると、実体は良く分からないものの、実に素晴らしい提案だと感じてしまいます。
 しかし、こうしたIT活用は経営理念や経営方針・目標の実現に向けて活用されるツール(道具)であり、企業の存在そのものを左右することもありますので、安易に納得するはいかがなものでしょう。
 「経営方針や経営目標達成のための戦略策定」無くして、IT活用を議論することは無謀です。もし、魅力を感じるなら、手順を踏まえた検討を試みることです。

 忘れてはならないのは、全社的プロジェクトの大きな成功要因は経営者が決断し、経営者自らがプロジェクトに参画することです。こと細かに口出しするというのではなく、プロジェクトを理解し、進捗を把握し、重要な局面での決済は必ず経営者自らが行なうということです。

 その様な観点から、経営者の意図を理解し、経営者に分かる言葉で説明できて、更に、今後のプロジェクトメンバーを成功へと誘導してくれる人材であれば、その人を軸にプロジェクトを推進することを決断してもいいかと思います。
 ただ、現実には、なかなかそうした人材を抱えている企業は少ないと思います。
 そんな時、経営者の立場で、経営方針・目標を踏まえたIT戦略を見極めることの出来るITコーディネータを仲介されるのが望ましいと思います。
 
・例えば「IT導入に向けて人材を育成したいのだけど・・・

  ITの導入・活用においては、様々な分野での知識や経験、能力が必要となります。
 経営に関する知識、業務に関する知識、ITのハード・ソフトに関する知識、これら全て精通している者はめったにいません。
 全ての分野に精通する人材を育成することは極めて困難ですから、それぞれの分野毎に能力アップしてもらうのが望ましい思います。そして重要なのが、それらの人材をまとめる人(マネージャー)の育成です。
 現在、マネージャとしての職務にある人で、ITスキルの高い人には経営系の、経営系の資質も持つ人はIT系の勉強を奨励することは効果的です。
 また、いずれの知識を持っている人には、更に他方の知識を修得して、昨年、新しく制度化されたITコーディネータの資格取得を目指すのもいいでしょう。
 こうした資格取得の奨励は、単に会社のIT導入を目指す人材育成のみならず、社員の仕事に対するモチベーション(動機付け)とモラール(やる気)の向上にも寄与するものと思います。
 こうした人材育成に関する適切なアドバイスを、広い知識を持ったITコーディネータのアドバイスを受けると効果的です。

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ITコーディネータへの相談費用は?


 気になる相談費用ですが、多様なニーズへの対応を想定し、ITコーディネータ協会においては標準的な報酬規程は設けておりません。
 実際、要請の内容によって調査や情報収集にかかる時間などは相当に異なりますし、求められるITコーディネータの能力や知識、経験の範囲も随分と異なってきます。

 経営者の皆さんの経営革新への想いや、関わって欲しい範囲とその期間、投資可能額、そうしたものを明確にしてITC近畿会ITコーディネータ協会、あるいは、最寄のITコーディーネータで組織する団体身近で活躍するITコーディネータにお問合せください。
 

 なお、相談費用の2/3が補助される、国・都道府県などが行なっている、中小企業の経営支援を行うため「専門家派遣事業」の制度などをご利用いただけます。
 更に、ITコーディネータの活用支援措置として、ITコーディネータの指導等を受けたIT投資計画には、政府系金融機関からの特別金利、担保条件の緩和特例による融資が受けられることがあります。
  詳しく「中小企業庁/IT化支援施策情報http://www.chusho.meti.go.jp/it/index.html)」をご覧下さい。
 こうした制度を利用しない手はありません。
 ぜひ、ITコーディネータの積極的なご活用をご検討ください。
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