ITC近畿会IPA活動報告セミナ ~要件定義実践入門とIoTリスクへの対策~ 中小企業を取り巻く状況は、経常利益が過去最高水準になるなど改善傾向にあります。他方で人手不足が深刻化しており、生産性向上が多くの企業にとって課題の一つです。
課題解決の手段として、バックオフィス業務のIT化やIoTを活用した製造機器の稼働率向上などに対し、IT・IoT等の活用が有効だと考えられますが、いざ、導入を検討する段階になって、システム化の範囲や技術の選択等に迷うことも少なくありません。 そこで、本セミナーでは独立行政法人情報処理推進機構(IPA)が公開した ・ストーリーで学ぶ要件定義実践入門 ・中小規模向けIoT品質確認チェックリスト について、解説します。 中小企業に対してIT・IoT導入を支援されるITコーディネータの方々に現場でご活用いただけます。 1.主催者 特定非営利活動法人 ITC近畿会 2.後援 特定非営利活動法人 ITコーディネータ協会(予定) 3.対象者、定員 対象者 ITコーディネータ資格者、ベンダー及びユーザのSE 定員 30名 4.日時 :2019年7月27日(土)13:30~16:45 5.場所 :大阪市総合生涯学習センター第3研修室 ◆住所: 〒530-0001 大阪市北区梅田1-2-2-500 大阪駅前第2ビル5階 ◆ 電車でお越しの方へ 【地下鉄】御堂筋線・梅田/四つ橋線・西梅田/谷町線・東梅田 【JR】大阪駅/東西線・北新地駅 【私鉄】阪神電車・梅田/阪急電車・梅田 ◆案内地図:http://osakademanabu.com/umeda/?page_id=4970 6.参加費:ITC近畿会会員:2,000円 提携団体会員 3,000円 その他ITC 4,000円 一般(ITC以外)2,000円 ITコーディネータ資格者には,4時間分(2ポイント)を付与予定(申請中)です。 7.セミナー内容 講演1 (13:30~15:00) ITを経営に活かしたい中小企業向け「ストーリーで学ぶ要件定義実践入門」 中小企業がITを導入する際にはじめに行う「要件定義」で起こる問題や、その解決策のヒントとなるコツを、IPAでは小冊子にまとめ、「ストーリーで学ぶ要件定義実践入門~仕出し弁当「グルメ亭」の大変革は、こうして始まった~」として公開しました。 本講演は、架空の企業である仕出し弁当会社「株式会社グルメ亭」で巻き起こるストーリーを通して、要件定義を行う上でのポイントや対策をわかりやすく解説しています。 一般社団法人中小企業IT経営センター 代表理事 独立行政法人情報処理推進機構 連携委員 野村 真実 様 休憩(15:00~15:15) 講演2 (15:15~16:45) IoTに潜むリスクの認識と安全安心の実現に向けた対策 ~中小企業のIoTシステムのリスク対策における重要ポイント!~ IoTは生産性や利便性の向上に有効である一方で、今までつながっていなかったモノがつながることで、想定もしなかった脅威やリスクが生じることがあります。問題があっても、影響範囲は小さいから大丈夫と思いがちですが、つながる範囲や利用目的の拡がりというIoTの特性により、将来的に大きな障害の原因となる可能性にも考慮しておく必要があります。 本講演では、IoTの脅威やリスクの事例を紹介するとともに、IoTを活用する上で考慮すべきセキュリティやセーフティ対策の考え方を解説します。また、中小企業向けの事例や、IPAが公開しているIoTのリスク対策のための「チェックリスト」の活用方法を紹介します。 独立行政法人 情報処理推進機構 社会基盤センター 産業プラットフォーム部 コネクテッドインダストリーズグループ 研究員 宮崎 義昭 様 コメントの受け付けは終了しました。
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