【セミナー実施報告】第3回ITC近畿会セミナー

  • 2011年12月17日(土) 11:31 JST
  • 投稿者:
    上嶌昇

 日時:2011年12月10日 13:00~17:00 

場所:いきいきエイジングセンター
主催:特定非営利活動法人ITC近畿会
後援:特定非営利活動法人 ITコーディネータ協会
プログラム
【第一部】
テーマ:新水産物流通システム(SCOUT)の紹介
講師:株式会社旬材 代表取締役 西川 益通様
概要:
 電子商取引を用いて規格外品を中心とした鮮魚の取引を仲介する流通システムを
 構築し、水産物における新たな販路を創出し生産者と流通業者双方の利益確保、
 水産物標準化コードに対応したシステム構築によるトレーサビリティの明確化を
 図っている等、ITを活用した農商工連携の新しいビジネスモデルについて
 紹介します。
 
【第二部】
テーマ:「Facebookのビジネス活用事例の紹介」
講師:株式会社ウォリス 代表取締役 高岡 洋子様
概要:
 現在、「Facebookビジネス活用サポート・講座」
 (【ステップ1】Facebook入門講座、
 【ステップ2】Facebookビジネス活用ワークショップ、
 【ステップ3】Facebookページ作成 基礎講座、
 【ステップ4】Facebookページ作成応用講座 )を
 開講し、活用サポートを行っている。
 

 【第一部:テーマ:新水産物流通システム(SCOUT)の紹介】

講師:株式会社旬材 代表取締役 西川 益通様
 
講師プロフィール:
 ヤンマーディーゼル(現ヤンマー株式会社)からヤンマー造船株式会社へ
 出向して25年間、漁船の建造に携わり、13万隻以上も販売した実績を残し、
 平成14年5月に株式会社旬財を設立し、「お客様メリットを最優先に、
 新しい食材流通事業を通じ、食の安全に寄与し、安全で安心な食環境の実現に
 
日本の漁業就業者は現在、20万人を切っており、そのうち50%は65歳以上である。
あと5年経過するとほとんどの人がリタイヤされ、残り10万人も65才となる。
つまり、10年後、日本の漁業の担い手がほとんどいなくなるという大変深刻な
状態である。
 
そこまで疲弊した原因は多くく2点あり、
①流通の変化
 魚の消費が魚屋からスーパーと外食産業に変わった。
 スーパーや外食は安定した品質、量、納期が要求されるようになり、
②漁業形態の変化
 以前は世界中の海で漁業を行うことができたが、200海里制限により、
 多くの漁業者が沿岸漁業に変わり、それまではオキアミなどで
 多くの魚をとる漁業であったが、少量だが多品種を扱う漁業となった。
このようなことから漁業者の負担が増え、収益も圧迫され、担い手にとっては
魅力のないものとなった。
 
日本の漁業を守るには儲かる漁業にしなければならない。
儲かるためには価格を上げる仕組みが必要だと考えた。
旬材の理念はそこからスタートした。
 
アイデアは簡単には出てこなかった。きっかけは国土交通省から
離島の魚が取引されるようにして欲しいと依頼された。
アイデアはなかったので、しかたなく、中央省庁職員向けの勉強会から始めた。
約2年間勉強会したがアイデアがでず、やめようかと思った。
 
そのような時、TVの取材を受けた。
魚の産地と市場を2次元中継するというもので、それがビジネスアイデアとなり
旬材のSCSSの開発経緯である。
 
SCSSは産地の魚をバイヤーなど会員に映像で情報提供する仕組みであるが、
注文を予約できるのはSCOREである。
特徴は注文した漁協に注文数量を補えない場合に別の漁協に数量手当をする
というもので、海外からも注文できるようになっている
 
SCWSはオープンソースにするもので、開発システムは国が一部予算を負担
しているため、多くの人に使っていただきたいと考えている
 
これ以外には通販も自社で実施している
 
今後の事業展開としては、水産物加工事業に取り組む予定である。
病院の監修により成人病対策メニューを考えている。
旬財の本社ビルを改造し魚の加工事業をできるようにした
 
魚の消費は高齢化社会や働く主婦を背景に、加工品が増えると考えられる。
これは産地の水揚げから加工までお客さんが見れるようし、安全、安心を提供したい
生産から加工、販売まで一気通貫で動かす
 
当社はアナログの魚屋であった。
人も資金もなかったので、ITを活用した産直をやる以外方法がなかった。
現在その点が評価されているが、財産だと思っていない
最も大事なのは漁業者と販売先のネットワーク。
これがないとシステムは動かない
 
当社のシステムをクラウドで使いたいという大手ITベンダーが
提案に来られるが、我々は魚屋であり、ITベンダーではない。
はき違えずこれからも事業をしていきたい
 
 
 
〇二部
テーマ:「Facebookのビジネス活用事例の紹介」
講師:株式会社ウォリス 代表取締役 高岡 洋子様
 
講師プロフィール:
 昭和38年6月生(うさぎ年)。鳥取県米子市出身。
 山口大学人文学部(専攻:社会心理学)を卒業後、大手スーパーの販売企画課に
 勤務。パソコンをフル活用した目からウロコの調査分析・企画立案を行い、催事
 企画売上&利益4年連続大幅UPに貢献。同期200名の出世頭となる。
 第1子出産後退職。大手パソコン塾インストラクターなどを経て、平成9年会計事務所に
 システムインストラクターとして入社。小さな会社に会計・給与・販売管理のソフトを
 約180件導入。ソフトメーカーTKCが「対応不可!」と言った経営者の要求も様々な
 工夫を施して解決し、導入実績を大幅に上げる。 
 平成17年に独立。操作に関する簡単な質問から、経営に役立つパソコン活用提案まで…。
 
 
 
Googleeからfacebookへ
2010年3月15日、Facebookアクセス数がgoogleを抜いた。
日本では9月に500万人を超え、そのうち半数が毎日サイトを訪れている
女性や若者は少ないと言われているが、急激に増えると思われる。
 
・Facebook画面説明と便利なアプリケーションの説明
・注意すべきスパムの事例
・ビジネス活用事例
 ①名古屋の営業マンの事例
  経営者向け教材を販売
  アポどりにFacebookを活用。
  友達リストをA,B、Cランク付けしAの方と集中的に交流
  顔が広いユーザーとつながり友達を紹介してもらった
 ②製造業の事例
  製品別にfacebookページを作成
  自社のHPにfacebookボタン活用
  ホームページアクセス数30%増加
 ③ケーキ屋さんの事例
  新作発表会イベントの集客手段をFBで実施
  FBで沢山友達を持っている人にイベントを作成してもらう。
  イベント後、写真をアップし、顧客と交流。
  その顧客から友達が広がり、売上が3割増
 ④コメ農家の事例
  農作業の様子を動画や写真を掲載。
  購入したお客さんも投稿し、ファンが増加
 ⑤京都の旅館の事例
  海外からの日本への旅行者向けに宿泊予約が取れるに
  Facebookページを作成
  京都情報を豆に発信
 ⑥浄水器販売の事例
  取り付け作業の内容を写真でfacebookで公開
  それ以外にも社長の日常の出来事を発信
  親近感が高まり、注文が増加
 ⑥お江戸いいね
  徳川将軍別占い
  30万アクセスを集める
 ⑦米国のFacebookと連動するゲームを開発する会社
  街や農場を作るゲームだが、7億のfacebookユーザーに
  サービスを提供し、ユーザー8000万人以上で急成長
 
これからは、検索エンジンがSNSへと変わる
検索し探す時代から相談される時代への変わる
人を介して自分に必要な情報が得られる
友達など信頼される人のコメントの影響は消費活動に大きく影響する
 
1)FBは日本で浸透するか?
 若者、女性のユーザー登録は進むか?
 就職活動などをきっかけに進むと言われている
 フィード購読やタイムラインなどまだまだインターフェースは今後
 さらに便利になり、そのタイミングでもユーザーは増加すると思われる
 
2)ビジネス活用のポイント
 売り込まずに売る
 発信する情報をブラッシュアップする
 YouTubeやtwitterと連携し情報発信力をさらに高める
 情報発信と交流を両立しファンの育成で顧客数を増加

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